京都御所の北側にある厄除けの神社としても有名な上御霊神社は
古くより皇室や時代の施政者から「産土神」「上御霊さん」として親しまれており、現在でも京都市上京区・北区の氏神様として崇敬されています。
平安時代に天変地異が相次ぎ、悲運の中に亡くなられた高貴な人々の祟りだとされました。その人々の神霊を丁重におまつりすることによって、災いをなくそうという御霊信仰が生まれ、そのまつりは御霊会と呼ばれます。京都では多くの御霊会が行われますが、上御霊神社の祭礼はその発祥だそうです。
毎年5月1日から5月18日にかけて周辺で御霊祭がおこなわれます。
ちょうどこの時期
上御霊神社のイチハツ(アヤメ科)が見ごろですよ~。