9月6日には京都で最後の夏祭り、松尾大社の八朔祭が行われます。
八朔とは旧暦の8月1日(朔日)の事。
この時期に台風や害虫の被害が多かったため、五穀豊穣、家内安全、風雨安泰を願うために行われています。
以前は、9月1日に行われていましたが、現在では9月の第一日曜に催されます。
夜ともなると、境内・参道に飾られた数千個の提灯に火がともされ、お祭りを煌びやかに盛り上げます。
お祭りの間は鎌倉時代から続く奉納大相撲や、女御輿と酒樽の子供みこしの巡行、夜には嵯峨野六斎念仏(無形文化財)が演じられます。
過ぎ行く夏を美しい提灯の灯と共に過ごすのも、情緒があって良いですね。