ほたる Tadasunomori

下鴨神社 史跡  糺の森は、縄文時代から生き続ける広さ3万6千坪の

太古の自然を遺す森です。

樹齢6百年から2百年の樹木が約6百本にも数えられ、森林生 態学、環境学などの学術分野からも、

たいへん貴重な森とされています。

 

そして、糺の森の、四季折々の美の名所は、平安時代の物語にもうたわれてきました。

憂き世をば、今ぞ別るる とどまらぬ 名をば糺の 神にまかせて

 

『源氏物語』須磨の巻では、光源氏が、都を離れる想いを詠んでいます。
神秘の森として敬われ、人の想いも伝え続けてきた森なんですね~。

 

★下鴨神社では、毎年6月の初旬に「蛍火の茶会」と「糺の森納涼市」が開催されます。
  糺の森を流れる川に蘇った蛍を楽しんでもらおうと、境内の蛍約600匹を大籠に集め、
  辺りが暗くなった頃、御手洗川に一斉に蛍が放されます。
今年は、2015613日(土)

  納涼市:13:00~
  茶会:17:00~
  蛍の開放:19:50ごろ(予定)です。

蛍火の茶会は、明治時代に御手洗川で催されていたという納涼茶席を再興し、糺の森財団が1991年から毎年催されています。

料金は2000円(糺の森財団会費として)
境内は自由散策無料
問い合わせ先 下鴨神社 TEL 075-781-0010

最新記事